ルフトハンザドイツ航空は、A380型機の長期運用を見据えて機内改修を実施する方針であることがわかりました。
機内改修においては、主に旧世代型となっているビジネスクラスに焦点を当てて改修するとみられており、2024年よりB787-9型機とA350-900型機に搭載予定の「Lufthansa Allegris」を搭載する計画です。
この新型のビジネスクラスシートは、現在の多くのエアラインでトレンドとなっている全席が通路に直接アクセスできるタイプとなり、今後B747-8型機にも搭載する予定のものとなります。
先日同社のCarsten Spohr CEOは、A380型機が2030年代前半まで運航する可能性があることを明らかにしており、現状として新型機の開発の進捗状況が思わしくないこともあり、2030年代まで運航することが確実視されています。そして今後も競争力が高い機材として維持すため、A380型機を改修するとみられており、今後も同型機は主力機として活躍する見込みです。
なおB747-400型機、A340型機、A330型機は改修を実施しないとみられています。Photo : Lufthansa