国内新興エアラインとして就航を目指しているジェイキャスは、就航時期を2025年4月に延期したことがわかりました。
以前までの計画では、ATR機を導入して2024年秋に就航し、関西空港から北陸・山陰(富山・米子・能登・石見)を結び、次に中部空港からの地方路線、地方間路線へと空の空白地帯を順次埋めていく計画としていまたが、最新の情報では、就航時期を2025年4月へと延期しています。
またこれまでジェイキャスとしてエアライン名を告知していましたが、現在はジェイキャスエアウェイズへと変更されています。
また今年9月から新経営体スタートしており、JALやスカイマークなどでの経験がある白根清司氏と複数のスタートアップをIPOへ導いたシリアルアントロプレナーの梅本祐紀氏の2名が代表取締役を務める体制となり、事業の実現に向けて資金調達に注力する方針とみられます。
就航間近とみられるトキエアが苦戦しているように、国内新興エアラインの立ち上げは、過去の例からも非常に難しいのが現状となっており、今後就航に漕ぎ着けられるのか注目となります。Photo : JCAS Airways