エミレーツ航空は、次世代貨物機の選定に着手したことがわかりました。
これはエミレーツスカイカーゴのNabil Sultan副社長が明らかにしたもので、次世代貨物機の選定に着手し、B777XFまたはA350Fを比較して双方の能力を見極めているとしました。また選定においては、数年かけて行う見込みとしており、判断は急がない考えを示しています。
同社はこれら2機種の旅客型を導入していることから、どちらを選択してもコストに大きな差は出ないとみられており、今後はそれぞれの貨物機としての能力や、開発状況などが同社の決定に影響を及ぼすと考えられます。
なおエミレーツ航空は、777-300ERSFを10機、777Fを5機の納入を待っている状態のほか、B747Fのウェットリースも行い貨物事業を強化する方針としています。