サウジアラビアの新国営エアラインのリヤド航空は、11月13日から開催されるドバイ航空ショーでB737MAXを最大100機発注する契約を発表する見込みであることがわかりました。
既に同社のTony Douglas CEOは、機材選定は終了済みであとは発表を残すのみとし、機材に注目が集まっていましたが、B737MAXが選定したことが確定的です。なお確定50機、オプション50機となる可能性が高いとみられます。
またワイドボディ機においては、最大72機のB787-9型機を導入することで合意しており、リヤド航空は今後ボーイング機を軸に事業展開していくものとみられ、同社の大型契約における競争はボーイングがエアバスに勝った形となります。
同社は、中東エアラインに対抗してスーパーハブを構築し、2030年までに100都市に就航し、サウジアラビアとアジア、アフリカ、ヨーロッパを結ぶ路線に就航する予定としていることから、今後日本路線の開設も視野に入れていると考えられており、今後の事業展開が注目されています。Photo : Riyadh Air