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スイスポートジャパン、労働組合と時間外労働などの協定で合意 混乱回避へ

 スイスポートジャパンは、労働組合と時間外労働などの協定で合意したことを発表しました。

 スイスポートジャパンは、2023年11月2 日付で公表した労働組合との時間外労働・休日労働に関する協定(36協定)に関する協議の結果について、業務量の適正化に向け、各種施策を協議、検討を重ねてきた結果、新たに12月1日付での36協定再締結に合意したこと明らかにしています。

 同社は、主に外資エアラインの業務を請け負うケースが多いことから、今後外航エアラインの運航計画に影響を及ぼすことが心配され混乱も予想されましたが、これは回避される運びとなっています。

 なお会社側は、今後は、労使共同での適切かつ厳格な労働時間管理や、長時間労働を生み出さない受注体制の構築などにより再発防止に取り組むとし、労働組合側は、会社との誠意ある協議を重ねる中で、組合としての思いが会社にしっかりと届いたことで、将来の業務量適正化の道筋が明確になり、今後も増加することが予想される航空需要に対して、会社は相応の受注で持続的成長を可能にしていくものと確信しているとしています。

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