カタール航空は、人気ユーチューバーが自社に対して酷評レビューしたことを理由に搭乗禁止リストに追加した可能性があることがわかりました。
これは、航空系ユーチューバーとして活動するJosh Cahill氏が明らかにしたもので、同氏によればスリランカのコロンボからドーハで乗り換えてロンドンに向かうフライトをレビューした「カタール航空の衝撃的な衰退」と題したビデオレビューを投稿したことで搭乗禁止リストに加えられたとしています。
この動画は、航空機の古さ、トイレの汚さ、飛行機に乗り込む際に笑顔も挨拶もしなかった客室乗務員などを批判した内容となっており、この動画投稿後にカタール航空より連絡が入り、無料航空券との引換で動画を削除するよう求められ、それを拒否したところ、客室乗務員の顔が映るなどしていることから、プライバシーの侵害を理由に動画を削除するよう求められたとしています。
その後同氏は、顔にぼかしを入れることを同意したものの、同社は無許可で撮影行為を行ったことが約款に抵触する行為であるとし、同氏を搭乗拒否すると伝えたとされています。
なおこの内容はJosh Cahill氏による一方的な主張のため真偽は定かではありませんが、同氏は他のユーチューバーもも無許可で撮影しているにも関わらず、自身のみが搭乗拒否されるのは、明らかに酷評レビューが理由であるとし、不満を述べています。Photo : Airbus