ベトナム航空は、バンブーエアウェイズの余剰人員の受け入れを正式表明しました。
バンブーエアウェイズは、経営状況の悪化により事業規模を大幅に縮小しましたが、この影響を受け多くの人員が余剰となっています。
これまでにベトジェットエアが客室乗務員50名とパイロット20名を受け入れたことを明らかにしていますが、今回ベトナム航空も受け入れを正式表明しています。
この決定に際しベトナム航空のLe Hong Ha CEOは「市場は競争的でなければならないが、フラッグキャリアとしてベトナム航空は、業界全体の発展を促進するために他の企業を支援することに前向きである」と述べ、規模は明らかにしなかったものの、客室乗務員とパイロットを採用するとしています。
一時はバンブーエアウェイズが事業規模を急拡大したことにより、バンブーエアウェイズ。ベトナム航空、ベトジェットエアの3社の競争が激しい時期もありましたが、今後は当面ベトナム航空とベトジェットエアの2強という構図が続くものと予想されます。
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