エミレーツ航空は、中国路線へのA380型機の投入を取りやめる方針であることがわかりました。
現時点では、ドバイ~広州・北京/首都・上海/浦東線にA380型機を投入していますが、2月から段階的にA380型機の投入を取りやめ、3月31日の夏ダイヤでは同型機に替わり全ての中国路線をB777-300ERでの運航とし、提供座席数を減少させる見込みです。
なお上記情報は現段階のものとなり今後変更となる可能性がありますが、これらの機材変更は、中国の景気減速による航空需要の低下などが指摘されており、未だにコロナの影響を引きずる中国の状況は、航空業界にはマイナスに働いていることは間違いないと言えそうです。
なお夏ダイヤでは、ブリスベン・ワシントン・ニースへのA380の運航便数が増える見込みとなっています。
Photo : Emirates
エミレーツ航空社長、A380は2040年代まで運航する見通しを明らかに 将来的にアール・マクトゥーム国際空港への移転も示唆