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エアバス、サプライチェーンの問題が当面継続する見通し 2025年納入分も延期について顧客と協議を開始した模様

 エアバスが現在も抱えるサプライチェーンの問題が当面継続する見通しであることがわかりました。

 これはReutersが報じたもので、エアバスが2024年後半から2025年納入において、納期が後ろ倒しになる可能性があることを複数の顧客に伝え協議を開始したとしています。

 航空需要が回復し需要が旺盛な状況において、世界的に航空機が不足する事態となっており、ライバルのボーイングも主力機に問題を抱えていることから、今後も多くのエアラインの計画に影響が及ぶことが予想されます。

 なおエアバスは2019年に年間納入機数863機という記録を達成しましたが、コロナの影響による生産体制の縮小の影響により、回復傾向にはあるものの、2023年は735機となっています。Photo : Airbus

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