エアバスは、2024年にA350型機の事業が損益分岐点に達し再度黒字になる見込みであることを明らかにしました。
A350型機の事業においては、2019年に損益分岐点に達したことが明らかにされていましたが、その後の新型コロナウイルの影響による減産の影響により赤字に転じていました。
しかしながら、新型コロナウイルスの影響が減退したことによる航空機需要の拡大により、2024年には再度損益分岐点に達し黒字となる見込みです。なお同型機の課発事業においては、 110億ユーロ (約120億ドル) がかかったとされています。
同型機においては、2024年1月時点で1237機の受注と585機の納入があり、同社は今後も堅調な需要予測をしており、2026年までは月産10機体制を維持する計画としています。Photo : Airbus