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セブパシフィック航空、早ければ2024年5月にもフィリピン史上最大となる約100機規模の発注を予定 詰め込み仕様のB737MAX8-200も候補

 セブパシフィック航空は、早ければ2024年5月にもフィリピン史上最大となる約100機規模の発注を予定していることがわかりました。

 これは同社のMichael Szucs CEOが明らかにしたもので、5月~6月頃に100機以上のナローボディ機の発注を予定しているとし、現在はボーイングとエアバスの両機種が候補であるとしました。

 具体的には、A320neoとA321neo、B737MAX8-200*とB737MAX10が候補になっているとみられ、今後どちらのメーカーの航空機を選択するのか、あるいは両メーカーの航空機を導入するのか注目となり、この発注はフィリピン史上最大の航空機の契約となる可能性が高いとみられています。*ライアンエアの要望を受け開発されたLCC向けの最大200席を設置できる機体

 なお同社は、2035年までに保有機材を2倍以上に増やし、ネットワークを拡大する方針としており、今後需要が拡大すると予想されている東南アジア市場で積極的に需要を取り込む計画です。Photo : Cebu Pacific

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