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ユナイテッド航空、B737MAXの納入遅延により大幅に機材計画を見直し 2024年はB737MAXが80機不足

 ユナイテッド航空は、B737MAXの納入遅延により大幅に機材計画を見直したことを明らかにしました。

 同社の年次報告書によれば、契約上B737MAX10は、2024年に80機、2025年にさらに71機、残りの126機を2026年以降に受領する計画であったとし、2024年に納入は無く、2025年以降についても納入予定期間を正確に予測することはできないとしています。

 またB737MAX10の認証の遅れとサプライチェーンの問題の継続により、今後数年間でボーイングからの納入が減少すると予想しており、そのため同社は機材計画の見直しを余儀なくされており、業績に影響を与える可能性があるとしています。

 ユナイテッド航空は、B737MAX10の代替機としてA321neoの追加導入を検討していることが伝えられており、今後同社のボーイング機の比率は低下する可能性があります。Photo : United Airlines

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