マレーシア航空は、マンチェスターユナイテッドとのパートナーシップと新世代エコノミー&ビジネスクラスシートを発表しました。
同社は、マンチェスターユナイテッドと、オフィシャル・コマーシャル・エアラインとして複数年にわたる戦略的パートナーシップを締結しました。このパートナーシップを通じて、マレーシア航空は、両ブランドに関連した質の高いサービスを提供しながら、共同ブランドのマーケティング・イニシアチブを活用し、グローバル・オーディエンスへのブランド認知を高める計画としています。
また2024年第3四半期に予定されているA330-900neoの初号機の引き渡しに先立ち、機材刷新計画の一環として、新しいビジネスクラスおよびエコノミークラスのシートを発表しています。
新型機A330neoのキャビンは、マレーシア航空にとって、またマレーシア航空が保有する航空機の中でも「初」となる多くの特徴を備えております。その中でも、コリンズ・エアロスペース社のエレベーション・ビジネスクラス・シートの導入は、個別のプライバシードアを備えた全室スイート・キャビンと、ビジネスクラス全28席で利用可能なワイヤレス充電ポッドを特徴としています。
マレーシア航空は、A330型機にエレベーション・シートを導入する世界有数の航空会社となり、顧客体験とイノベーションにおける業界のリーダーとしての地位を確固たるものにします。
一方、受賞歴のあるレカロのエコノミークラス・シートCL3810は、人間工学に基づいたデザインでサポート性が高く、コートフック、カップホルダー、十分な収納スペースなど、機内の快適性と実用性を高める設備を備えています。機内全体のシートカバーには、マレーシアの文化遺産に敬意を表し、伝統と現代的なスタイルをシームレスに融合させた航空会社のシグネチャーであるソンケット・モチーフが採用されています。A330neoは全297席(ビジネスクラス28席、エコノミークラス269席)となります。Photo : Malaysia Airlines