ベトナムの大手LCCのベトジェットエアは、中国国産旅客機を導入する方針であることがわかりました。
中国の現地紙などによれば、同社はCOMAC(中国商用飛機有限責任公司)のARJ21型機をリース導入する契約を交わすとしており、COMACにとっては海外主要エアラインの導入事例となり大きな成果となりそうです。
ARJ21型機は、100席クラスのリージョナルジェット機となり、主に地方路線などに投入することが想定され、今後発表される見込みの契約の詳細が注目されます。
COMACは、エアバスやボーイングなどに対抗するC919などの受注を海外エアラインから増やす狙いがあり、現在主なターゲットとして東南アジア市場を狙っているとされており、ARJの売り込みもその足がかりとみられ、今後受注を伸ばしていく可能性があります。Photo : Vietjet