FSC 機材 航空ニュース

マレーシア航空、改めてC919の導入の可能性があることを明らかに

 マレーシア航空は、改めてCOMAC(中国商用飛機有限責任公司)のC919も導入機材の候補の一つであることを明らかにしました。

 これは同社のIzham Ismail 社長がクアラルンプールで開催された航空サミット内で明らかにしたもので、今後7年間で60機のナローボディ機の導入を予定しており、B737MAXの受領遅れなどの経験から特定の機種にとらわれることは無いとしました。

 そしてC919に問題は見当たらないとし、航空機が我々の使命、ビジョン、願望を満たし、商業的に有利である限り導入の可能性はあるとし、導入する可能性が現実味を帯びてきています。

 また2024年9月に最初のエアバスA330-900neoを受領する予定であることも明らかにしており、機材更新で保有機材の近代化を図る考えです。Photo : MAS

中国東方航空、C919を100機追加発注 ボーイングはCOMACが当面競争相手にならないとの見方

エアバスCEO、10年後にはCOMACの勢力拡大でナローボディ機市場が3社で競合すると想定

マレーシア航空、一部ワイドボディ機にて全クラスの乗客に対して無制限の無料Wi-fiの提供を開始