COMAC(中国商用飛機有限責任公司)は、C919の長胴型などのC919ファミリーを開発する計画であることがわかりました。
開発が計画されているのは、2クラス構成で210人の乗客を運ぶことができるC919の長胴型と、国内高地の空港に適合する短胴型となる140席仕様の航空機となります。
長胴型においては、世界的な人気を誇るA321neoを意識した航空機になるとみられ、今後このクラスの需要獲得に向け派生型を開発する計画です。
現時点では、計画段階となることから、生産にはもう暫く時間を要することが予想されますが、近年C919の導入を検討する中国以外のエアラインも出始めており、今後東南アジア圏においては、COMACが競争力を増すことはほぼ確実とみられます。Photo : COMAC