エアインディアは、4機のB747型機を中古機やスペアパーツを扱うアメリカ企業へ売却し、そのうちの1機がアメリカへ向け出発しました。
タタグループがエアインディアを買収したことにより、保有していた4機のB747-400型機の売却を決定し最新鋭機に更新することが決まりましたが、これら4機の将来が決まり、2機はアメリカで貨物機に改修、残る2機は現在駐機しているムンバイ空港で解体を行いスペアパーツを回収することになりました。
The queen VT-EVA , Boeing 747-400, new Reg N940AS leaving BOM-PAE.
Lot of efforts many meetings. Many people working behind the scene to make this happen .Thank you all. pic.twitter.com/hXngAw2bDF— Sisira Kanta Dash (@SisiraKantDash) April 22, 2024
今回貨物機に改修されることになった元VT-EVA/N940ASが、ムンバイ空港から離陸しアメリカへ向かい、離陸後は翼を左右に振り別れを告げました。なお残る1機も間もなく同空港から出発することが予定されています。
Air India’s Boeing 747 wing salute 🫡 pic.twitter.com/XUbYkrWwKu
— BladudX (@BladudX) April 22, 2024
エアインディアは、1971年に初めてB747型機を受領し、これまで計31機のB747型機を運用してきましたが、間もなく完全にインドからその姿を消すことになります。Photo : Air India