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エアインディアによるビスタラの吸収合併は2024年10月にも完了する見通し

 エアインディアによるビスタラの吸収合併は2024年10月にも完了する見通しであることがわかりました。

 この合併計画では、エアインディアがビスタラを吸収合併することになり、ビスタラの保有機材とネットワークをエアインディアに移管することになります。

 現在はビスタラは、タタグループが51%、シンガポール航空が49%の株式を所有していますが、統合後はタタグループがエアインディアの74.9%の株式を所有し、シンガポール航空は25.1%の株式を所有する予定となり、関係当局からの承認を受ける手続きを進めています。

 現在のところ正式契約は、2024年10月を見込んでいますが、両社が異なるマニュアルを使用して訓練なども行っているいることから、安全面を含め今後統合に際しスムーズに移行できるかが重要なポイントとなるとされています。

 なおビスタラは以前まで羽田空港に乗り入れていたことから、このスロットをエアインディアが使用して乗り入れるかも注目となります。Photo : Vistara

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