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エアバス、A350型機の生産機数を増加し2028年には月産12機 ボーイングのトラブルを考慮したとの見方をする識者も

 エアバスは、A350型機の生産機数を増加する計画を発表しました。

 これまでの計画では、2026年までは月産10機体制とする計画としていましたが、2028年には月産12機へ引き上げる計画へ変更するとしました。

 A350型機においては、導入を決めるエアラインや導入機数を増やすエアラインが増加しており、この動きは、近年トラブルが増えているボーイング機で機材を構成するリスクを軽減するとの見方もあり、今後もA350は好調さを維持することが予想されています。

 なおエアバスは、今回の増産決定は、ボーイング機の影響を考慮したものではないとしています。

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