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フィリピン航空、A350-1000型機の追加発注を検討 現時点で3機追加することを想定し計12機体制へ

 フィリピン航空は、A350-1000型機の追加発注を検討していることがわかりました。

 これは同社のAnna Isabel Bengzon CFOが明らかにしたもので、今後の需要動向を考慮すると、導入予定のA350-1000型機を3機追加導入することも検討に値するとし、追加発注に前向きな姿勢を示し今年後半にも最終的な決定をしたいとしました。

 現在のところ同社は、計9機の同型機を確定発注しており、マニラから米国東海岸やカナダを含む北米への直行便で運航する予定としており、座席構成は、ビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスの3クラス380席になる予定とし、初号機は2025年の受領を予定しています。なお追加発注検討分においては、前回契約に含まれていたオプション権を行使するものとなります。

 現在アジア市場を筆頭に、エアバスの新規受注獲得が目立つ状況となっており、ボーイングのトラブルなどの影響によりエアバスが優勢な状況が続いています。Photo : Airbus

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