エアアジアグループのトニーフェルナンデスCEOは、COMAC(中国商用飛機有限責任公司)機の導入が選択肢の一つであることを明らかにしました。
これは先月末にクアラルンプールで行われたイベント内で同CEOが明らかにしたもので、エアアジアが長期的に機材を拡大する中、COMACのプログラムに目を向けないのは愚かであるとし、同型機の導入が選択肢の一つであることを明らかにしています。
また今後もエアバス機を軸に機材構成していく予定であるものの、エアバスの生産スピードが十分でないこともあり、今後他メーカーの機体を導入することを検討する必要があるとしました。
なおC919あるいはARJ21のどちらかについての言及はありませんでしたが、エアバス機と比較していることからC919を検討しているものと推測できます。
以前同氏は、COMACの施設を訪問し、そこでみたものは素晴らしいものであったとコメントしており、今後導入する可能性も否定できません。Photo : Airasia