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リヤド航空CEO、東京就航に意欲「直行便がないのはG20の国として受け入れ難い」

 2025年の就航を目指すサウジアラビアの国営新エアラインのリヤド航空のTony Douglas CEOは、東京線の就航に意欲を示しました。

 同CEOは、サウジアラビアと世界の他の国々との接続を改善することがリヤド航空の優先事項であることに変わりはないと述べ、東京や上海など、現在サウジアラビアと直行便が就航していない世界の主要都市が数多くり、これはG20の国として受け入れ難いことでるとし、東京への就航に意欲を示しました。

 これまで現地情報として東京への就航の噂がありましたが、同社CEOが日本路線について言及したのは初めてとなり、今後の動向に注目が集まります。

 現在のところ同社は2025年夏に定期便の運航を開始する予定としており、これに向けた取り組みとして2024年9月から認証飛行を開始する予定で、既にパイロットや客室乗務員の採用も行っており順調に就航に向けた準備が進んでいるとしました。また制服については、2024年6月に開催されるパリコレクション2024で公開するとし、どのようなデザインが公開されるのか注目です。

 日本~サウジアラビア間においては、現在直行便は存在せず、昨年12月4日に開催した日本とサウジアラビアとの航空協議にて、成田空港に運航できる枠組みを航空当局間で設定しており、現時点でサウディアも乗り入れを検討しているとの情報もあり、同じ国営エアラインとしてどのように棲み分けていくのかも注目です。Photo : Riyadh Air

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