FSC 機材 航空ニュース

エティハド航空CEO、A380型機を2032年まで運用する予定であることを明らかに B777Xの早期導入は否定

 エティハド航空は、A380型機を2032年まで運用する予定であることがわかりました。

 これは同社のAntonoaldo Neves CEOが海外紙のインタビューで明らかにしたもので、現時点で2032年までA380型機の運用を続ける予定であるとしました。

 また導入予定のB777Xにおいては、5年計画(中期計画)に入っていないとし、早期の導入を否定したほか、B787型機への発注変更の可能性も示唆しました。またA380型機とB777-300ERの後続機については選定中とし、それはB777XまたはA350-100になるとの見解を示しています。

 一時は、A380型機の退役が決定的となっていた同社ですが、アフターコロナにおける需要の急回復や、サプライチェーンの問題による航空機不足などが影響し、現在は利益に大きく貢献する機材となっており、多くの方が予想していたよりも長く運用されることになりそうです。Photo : Etihad Airways

エティハド航空、2030年までに保有機材を倍増させる計画の実行に向けて新たな発注を準備

UAE当局、A350とA380の同時定期運航乗務を認可 エティハド航空が実用化し両機種間のMFFは史上初

退役が加速している巨人機A380の今後の各社の取扱いまとめ【2023年7月30日更新】