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日本とルクセンブルクが航空協定に署名 便数拡大が可能に

 2024年6月11日、東京において、上川陽子外務大臣とグザヴィエ・ベッテル・ルクセンブルク大公国副首相兼外務・対外通商相兼開発協力・人道問題担当相との間で、「航空業務に関する日本国とルクセンブルク大公国との間の協定」の署名が行われました。

 この協定は、両国の定期航空業務の安定的な運営を可能にする法的枠組みを定めるものであり、定期航空業務を運営する権利を相互に許与し、輸送力決定の基本原則、運賃に関する原則及び手続、航空機が使用する燃料等に関する関税等の免除、航空保安及び安全のための措置の確保等について規定するものです。

 この協定は、両国それぞれの憲法上の手続(我が国の場合、国会の承認が必要)に従って承認されたことを通知する公文が交換された日の後30日目の日に効力を生じます。

 なおこの協定により、貨物便については、日・ルクセンブルク双方の航空会社が、ルクセンブルクと成田空港の間で週2便ずつ、ルクセンブルクと関西空港、小松空港の間では便数に制限なく運航できるようになります。Photo : Cargolux

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