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日本政府、チェコとの航空協定に実質合意 将来的に直行便の開設も可能となる見込み

 日本政府は、2023年7月28日にオンライン形式で開催された日・チェコ航空協定の第4回政府間交渉会合において、同協定について実質合意に至ったことを発表しました。

 この協定は、日本とチェコの間の定期航空業務の安定的な運営を可能にする法的枠組みを定めることを目的として、定航空業務の運営のための権利を相互に許与し、関税等の免除、輸送力決定の基本原則、運賃に関する原則及び手続、航空の安全及び保安のための措置の確保、定期航空業務の運営のための路線等について規定するものとなります。

 この協定により、日・チェコ間の人的交流及び経済交流が一層促進されることが期待され、今後、協定案文の確定等、必要な作業及び調整を行い、協定の早期署名を目指す予定となっています。

 なお2019年の安倍政権時代には、直行便就航に向けチェコ首相が安倍元総理に協力要請した過去もあり、今後両国間においてどのような動きが出てくるのか注目となります。Photo : Czech Airlines

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