KLMオランダ航空は、新塗装を採用したA321neoの初号機を現地時間2024年8月27日に受領しました。
同社は、合計30機導入を予定しており、9月16日にKL1267便としてコペンハーゲン線に同型機を投入し、その後は、ベルリン・ストックホルム・パリ・プラハ・ウィーン線に投入を予定しています。なお現時点では2024年末までに同型機を4機体星とする計画です。
Photo : KLM
この1号機には新塗装が採用されており、トレードマークである青と白の2色をメインとし、それをダークブルー色で隔てるデザインとなっており、機首は全面青色となります。またコックピットの窓は、他社でも採用されている枠を黒塗りにする仕様となっています。なお、ノーズドームが完全に青くなることから、緊急交換時に従来のデザインを崩すことなく交換が可能となったとし、より実用的な役割を果たすことになります。
今回の受領に伴い同社CEOは「私はA321neoを心待ちにしていました。この受領はB737の置き換えの始まりとなります。A321neoは騒音と二酸化炭素排出量が少なく、よりクリーンで静かな未来に大きく貢献します。乗客が新しい航空機をどう体験するかを見るのが楽しみです。」と述べています。
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