FSC 航空ニュース

カンタス航空、約280万円のファーストクラスを誤って約30万円で約300人に販売 ビジネスクラスを提供へ

 カンタス航空は、ファーストクラスの設定料金を誤って設定し、本来約20,800豪ドルで販売するものを、誤って3,400豪ドルで販売しました。

 この料金は、約8時間にわたり販売が行われ、この料金で約300人が予約を行いました。

 同社の利用規約においては、明らかな間違いがある場合は、返金対応を行うことが明記されていますが、今回同社は、ビジネスクラスを提供することを提案しており、それが難しい場合は、返金対応となることを明らかにし、利用者にとってはファーストクラスに搭乗できないものの、格安でビジネスクラスに搭乗できる機会を得れた形となります。

 このような料金設定トラブルは、他社でも発生しており、以前にキャセイパシフィック航空が誤って格安でビジネスクラスを販売した際は、実際にビジネスクラスが提供されましたが、今回は極めて座席数に限りのあるファーストクラスであったことから、このような措置がとられたと推測されます。Photo : Qantas

足元の広いシートの追加料金で833億円を請求された事を男性が訴える カンタス航空『ちょっと高く見えますねぇ』

ヴァージンオーストラリア航空の日本撤退による羽田スロットの行方 カンタス航空の獲得が有力か

カンタス航空、札幌は引き続き重要な市場とし数年内に運航再開を目指す方針