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エミレーツ航空、777Xの初号機の受領を一時は2027年を想定も2026年末を予定

 エミレーツ航空は、777Xの初号機の受領は2026年末を予定している模様です。

 これは同社のSheikh Ahmed bin Saeed Al Maktoum CEOがドバイのメディア向けのイベントで明らかにしたもので、現時点で777Xの初号機の受領は2026年末までに受領する予定としました。

 今年2月には、同社関係者が777Xは少なくとも2027年第2四半期まで納入が遅延し、2028年までずれ込むこともあり得るとして機材計画を行っているとの情報がありましたが、現時点ではこれが否定された形となり、ボーイングは納入に一定の目途がたった可能性があります。

 現在エミレーツ航空は、205機の777Xを発注していますが、度重なる遅延により既存機の改修を余儀なくされているほか、A350-1000の導入の検討を進めるなどしており、ボーイングとしては是が非でも現状の納入スケジュールを達成したい状況が続いています。Photo : Emirates

エミレーツ航空社長、改めてA350-1000型機の導入に興味を示す

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