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エミレーツ航空社長、ボーイングの責任者交代について「時間が経ってみなければわからないが、残念ながら時間は彼らの味方ではない」

 エミレーツ航空のTim Clark 社長は、ボーイングの責任者交代について事実上の苦言を呈した形となっています。

 同社長は、ボーイングが現在の困難から脱却するのは、エンジニア出身の強力なリーダーが必要であるとの認識を示し、現経営陣にエンジンニア出身者が極端に少ないことが問題の一つであるとしました。

 また現在のボーイングの最高幹部の中で、エンジニアの経歴を持つのは民間航空機部門CEOで退任が決まったStan Deal氏だけとなり、安全性と品質を優先するガバナンスモデルとを重要視するメンバーが欠けているとの認識を示しています。

 また次のような強烈なコメントを残しています。「この責任者交代がボーイングの問題を解決するかどうかは、時間が経ってみなければわからないが、残念ながら時間は彼らの味方ではない。一刻も早く、真面目に後先考えずに行動することをお勧めする」Photo : Emirates

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