2025年6月12日に発生したエアインディアのアーメダバード発ロンドン/ガトウィック行きのAI171便の離陸直後の墜落事故において、回収されたブラックボックスは、インドで解析を続けることが発表されました。
このブラックボックスにおいては、損傷が激しかったことから、インド当局がデータ抽出に時間を要したためアメリカで解析が行わるとみられていましたが、一転してインド当局主導のもとインドでの解析が続けられることが発表され、既にデータの抽出に成功し、現在データの解析中の段階です。
またインド当局は国連の調査機関であるICAOからの調査官派遣を断ったとReutersが報じており、このような対応を行ったインド当局の姿勢を疑問視する声もあがっています。
通常であれば事故後約1カ月で予備報告書が公開されますが、今回のケースでは当局が解析に時間を要していることから、遅れる可能性を指摘する声もあります。Photo : Air India