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ワンワールドCEO「インドと中国は我々が関心を持っている2つの空白地帯」

 先日オマーン航空がワンワールドに加盟したことにより、同アライアンスは15社が加盟するアライアンスとなりましたが、今後もアライアンス拡大に意欲を示しています。

 ワンワールドCEOのNat Pieper氏は、中東エアラインの3社目となるオマーン航空の加盟に際し、ワンワールドがこの地域で選ばれるアライアンスであることを確固たるものにしたとし、加盟15社の航空会社により世界の需要の95%をカバーできると述べました。また空白地帯となっているインドと中国エリアにおいては「我々が歓迎し関心を持っている2つの空白地帯であり、常に新たな加盟の可能性を検討しているとし、今後も更なるアライアンス拡大に意欲を示しています。

 ただ現時点では各航空会社が互いに築き上げているコミットメントと協力関係を深めることが優先事項であるとの認識を示し、アライアンス拡大は急がない考えです。

 今後同アライアンスには、2026年にハワイアン航空が加盟を予定するほか、スターラックス航空も加盟申請を行う予定となっており、更に加盟エアラインが拡大していく見込みです。なおインド市場においては、インディゴが加盟意向であれば歓迎すると同CEOは以前にコメントしましたが、インディゴCEOは現時点でアライアンス加盟は最優先事項でないことを明らかにしています。Photo : OneWorld

ワンワールドCEO、インディゴが加盟を希望した場合は歓迎する意向を示す

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