エアカナダは、同社初となる貨物専用機を受領したことを発表しました。
同社は、計8機の自社保有のB767-300ERを貨物機に改造するプログラムを発表していましたが、今回受領した機体(C-FPCA)がこのプログラムの初号機となります。
Today, our first converted @Boeing 767-300ER freighter will touch down in Canada, marking the start of a new chapter for Air Canada Cargo. Learn more about our long history of transporting goods around the world and watch our freighter’s conversion here: https://t.co/XDCHJrPs1M pic.twitter.com/GzDoaQDzJi
— Air Canada (@AirCanada) December 5, 2021
これまで一時的な貨物機として、旅客機から座席を取り除いたプレイターを運航してきた同社ですが、今回貨物専用機に改造を終えたことで、同型機の総貨物容量は57トン以上に増加し、拡張されたドアによってフルサイズのパレットやコンテナを効果的に積み込むことができるようになったほか、各コンパートメントは特殊な商品や生鮮食品を扱うために適切な温度管理ができるようになり、取り扱い貨物の種類も増加しています。
このプログラムは、同社の貨物事業を強化する目的で行われるもので、初号機は主にトロント・ピアソン国際空港を拠点とし、マイアミ、キト、リマ、メキシコシティ、グアダラハラへの運航を予定しています。