カタール航空のAkbar Al Baker CEOは、イギリスの記者クラブでの会見においてA350Fは導入しない事を明らかにしました。
同社は今後機材更新を兼ねて約50機の貨物機を発注する見込みですが、これまでエアバスが開発を決めたA350Fの導入に積極姿勢を示していましたが、A350型機の塗装問題により、A350Fの導入を見送るとしています。
これにより同社は、ボーイングの機材を導入することになるとしており、今後ボーイングが開発するとみられるB777XFを導入することが確実となっています。
また同CEOは、エアバスの対応に対しても不満を露わにしており、『エアバスは欠陥を認めるべきである』と発言し、対するエアバスは、問題がないとの立場であることから、両社の関係は悪化しているものと推測されます。Photo : Qatar Airways