中国南方航空は、2022年11月6日にA380の最終フライトを行う模様であることがわかりました。
同社は計5機のA380を保有していましたが、既に2機を退役させ、現在は3機を保有する状態となり、1機は保管状態で残る2機が運用可能な状態となっています。
最終フライトは11月6日のロサンゼルス発広州線のCZ328便となる見込みで、現時点でこのフライト以降にA380の運航を予定していないことから、このフライトをもって全機退役となることが有力です。なお既報の通り同社は、2022年内に同型機を全機退役させる方針となっており、今後全機が解体される見込みとなります。
同社は、コロナ禍でも唯一A380を運用し続け、成田線にも同型機を投入しましたが、最終的には不採算機材として退役させることを決めており、この退役によりアジアのA380のオペレーターで今後も運用を継続するのはANAとシンガポール航空のみとなります。Photo : China southern Airlines