エティハド航空は、2023年にもA380型機の運用を再開する可能性が高いことがわかりました。
既に同型機の運用再開に向けて乗員訓練を開始したとロンドンを拠点とする航空ジャーナリストが報じており、現在のところ日程は未定ながら2023年の運用再開を目指している模様です。
以前までの情報では、2022年12月にアブダビ~ロンドン/ヒースロー線に投入することを前提に再稼働に向けて準備を進めているとみられていたことから、今後この路線が再投入の有力候補になるとみられます。
昨年12月に同社のTony Douglas CEOは一定の市場条件が満たされた場合に限り、A380がエティハドブランドで再び飛行する可能性があるとし、「経済的にうまくいけば、A380は復帰します。旅行者やお客様は、ファーストクラス、レジデンス、ビジネスクラス、エコノミークラスを提供した私たちのやり方を気に入ってくれています」とコメントし、可能性が低いながらもA380の再運用することについて、選択肢として排除しない考えを示していました。
先日同社は新CEOが就任しましたが、A380の運用再開の方針は継続しているとみられ、今後詳細が明らかになっていくものとみられます。このように退役方針から一転して、A380の運用再開を検討しているエアラインは複数あり、既にルフトハンザドイツ航空が再開を決定したほか、今後タイ国際航空も再開する可能性がります。