エティハド航空は、出資していたセーシェル航空の全株式を1ドルでセーシェル政府に売却しました。
同社はセーシェル航空の40%の株式を保有していましたが、今回の株式の売却によりセーシェル航空は完全国有化のエアラインになりました。
またセーシェル航空はエティハド航空に7,230万ドルの債務を負っていましたが、これを79%減額し、エティハド航空にに1,134万ドルを支払い、返済は2022年に開始することで合意しています。
エティハド航空はこれまでグローバル戦略としてジェットエアウェイズ、ヴァージンオーストラリア、エアベルリン、アリタリア航空、エアセルビアなどの海外エアラインに積極的に投資してきましたが、これまでことごとく失敗し、この戦略を見直すことになります。参考記事:CAPA Photo : Air Seychelles