ラタム航空グループは、4機のB787-9型機と1機のB777-200Fをキャンセルした事を発表しました。
2021年4月29日にラタム航空グループとボーイングが上記内容の合意に至り、5月19日に正式に法機関が判断を下します。同グループは、日本の民事再生法に相当するチャプター11にて経営再建を計っていることから、上記のキャンセルは破産裁判所の承認を条件として実行されます。
なお受領を予定する残り2機のB787-9型機に関しては、2021年12月の受領を予定しています。
同社は、チャプター11を申請し、経営再建中なっていますが、これまでに42機のリース契約を解除する方針を明らかにしたほか、保有するA350型機を全機退役させる決定を行うなど、これまでよりも事業規模を縮小していく方針とみられています。Photo : LATAM