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ANAのA380/フライングホヌ3号機は早くとも2021年10月30日以降のデリバリーの見込み

ANAが今後受領を予定しているA380型機の3号機のデリバリーは、早くとも2021年10月30日以降のデリバリーを予定している模様であることがわかりました。

これは航空ジャーナリストのRichard Schuurman氏が報じたもので、契約上10月30日のデリバリーとなっていることから、同日以降のデリバリーになる見込みとしています。また新型コロナウイルスの影響により同機の主戦場であるハワイ路線の再開の見通しがたっていないことから、更なる遅れがある可能性を指摘しています。

当初同機は、2020年4月にもデリバリーされる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響によりエアバスの拠点であるトゥールーズで保管されている状態が続いています。なお書類上はANAが受領したことになっていますが、実情としては受領を延期している状態です。

世界的に退役が進むA380ですが、ANAは先日発表した機材計画において3号機の受領を進める予定であることを示しており、今後はどのタイミングでデリバリーが行わるのか注目となります。

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