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ワンワールド会長、加盟エアラインの拡大に意欲『ナンバーワンになる以外のことは認められない』

 今年5月にワンワールドの会長に就任したカタール航空のAkbar Al Baker CEOは、加盟エアラインの拡大に意欲を示しました。

 同会長は、flightplanのインタビューにおいて以下のような発言をし、加盟エアラインの拡大に意欲を示しています。

Photo : Oneworld

『何よりもまず、私の優先事項は、アライアンスを成長させることです。私たちはナンバーワンを目指しています。カタール航空のすべての活動がそうであるように、私のリーダーシップのもとでは、ナンバーワンになる以外のことは認められません。ですから、私にとっては、アライアンスを成長させ、加盟エアラインを増やすことが大きな課題です。そして第二に、ワンワールドアライアンスとしての存在感をアピールすることも重要です。私たちは、ブランディングの面で遅れをとっていると思います。カタール航空を除く加盟航空会社は、アライアンスにふさわしいブランディングを行っていないと思います。私たちにとっては、今こそ積極的に、私たちが今日最高のアライアンスであることを知ってもらうことが重要であると考えます。』

 現在3大アライアンスにおいて、ワンワールドの加盟エアラインが14社、スカイチームは19社、スターアライアンスは26社となっており、他アライアンスに比べワンワールドは、加盟エアライン数において遅れをとっているのが現状となります。

 今後強力なリーダーシップを発揮することが期待される同会長の下で、ワンワールドにどのような変化が起こるのか注目となります。

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