ルフトハンザドイツ航空は、長期保管しているB747-400型機の一部をフランクフルトへ移動させたことがわかりました。
今回移動したことが確認されたのはD-ABVXとなり、8月3日に長期保管所しているオランダのエンスヘーデ・トウエンテ空港からフランクフルト空港に移動しています。
同社は、B777Xの開発遅延の影響によりB747-400型機を受領までの繋ぎとして運用する方針としていることから、近く運航ラインに復帰するものとみられています。当初の計画では9月のスケジュールに同機の投入が示されていましたが、現時点では10月へと変更されています。※今後も延期の可能性あり
なお計画されている路線は、オーランド・マイアミ・ワシントン・デンバー・ボストン・トロント・バンクーバー・ソウル・ドバイ・デリー・ムンバイ・バンガロールとなります。また、一時復帰する予定の同型機は、D-ABVM、D-ABVU、D-ABVW、D-ABVX、D-ABVY、D-ABVZ、D-ABTK、D-ABTLの計8機となります。
世界的に退役が進むB747-400型機ですが、もうしばらくルフトハンザドイツ航空の同機が活躍する姿みることができそうです。 Photo : Twente Airport