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エアアジア、18歳以上の乗客にワクチンの接種を義務付け

 マレーシアのエアアジアは、18歳以上の乗客に対して、国内線および国際線の搭乗条件としてワクチンの接種を義務付ける事を発表しました。

 同社は、従業員に対してワクチンの接種を義務化して100%の接種率を達成しており、乗客に対しても義務化することで、最高の安全基準を確保することができるとしています。なお18歳未満でワクチン未接種または一部接種の利用者は、ワクチンを接種した両親または保護者の同伴が必要となります。


Photo : Airasia

 また、エアアジアでは、すべての利用者にエアシア・スーパー・アプリでのチェックインを義務付けています。これにより、空港での手続きをe-Boarding Passで行うことができ、紙媒体を含めた物理的なやり取りを大幅に減らすことができ、新型コロナウイルスなどのウイルスの蔓延を抑制することができるとしています。

 今回の発表に伴い同社のRiad Asmat CEOは『完全に予防接種を受けたお客様のみを搭乗させるという決定は、お客様と従業員の安全を第一に考えてのことです。』と声明を発表しています。

 これまでにカンタス航空、ニュージーランド航空が国際線の搭乗客にワクチンの接種を義務化する事を発表しており、今後同様の措置を講じるエアラインが増える事が予想されます。

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