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エミレーツ航空、ドバイ航空ショーでボーイングとB777Xについて協議へ

 エミレーツ航空は、今月開催されるドバイ航空ショー(2021年11月14日~18日)でボーイングとB777Xについて協議を行う予定であることがわかりました。

 同型機の最大の顧客であるエミレーツ航空は、度重なる同型機の納入遅延に不満を募らせていることで知られており、今後B787型機への発注変更が行わる可能性もあるとみられています。

 当初の予定では、2020年6月に初号機の導入を予定していましたが、現時点では早くても2023年末の納入になるとみられており、同社は機材計画を大幅に見直す必要性を強いられています。先日には、同社のTim Clark 社長が『正確な仕事ができないと人と仕事をすると苦労する』と不満を述べるなど、今後の動向に注目が集まっています。

 現在エミレーツ航空は777Xを126機発注していますが、 2019年には、24機の777Xの発注をキャンセルし、代わりに30機のB787型機への発注変更を行っています。Photo : Emirates

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