フランスの長距離LCCのフライビーは、エアリースコーポレーションから2機のA350-1000型機を調達する予定ですが、その初号機を受領したことを発表しました。
同社が導入するA350-1000型機は、A350シリーズで最多の座席数を誇る480席仕様となり、プレミアムクラス40席(2-3-2)、エコノミークラス440席(3-4-3)の2クラスを採用しています。
Photo : French Bee
このような座席配置をするにあたり、エアバスは非常口を改良し当局から承認を得てこの座席数を実現させており、当初エアバスが同型機の最大座席数を440席と想定していたものより多い座席数となっています。
また同型機を運航しているキャセイパシフィック航空やカタール航空は約330席前後で運用していることから、同社の座席配置は、言わば詰め込み仕様のレイアウトとなっています。今後同型機は、インド洋に浮かぶレユニオン島とパリを結ぶ路線に投入される予定ですが、コロナ禍においてこの座席数を埋めることができるのか注目されています。