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ITAエアウェイズの新塗装となったA320がローマに到着 アリタリア塗装は順次廃止へ

 ITAエアウェイズは、自社塗装が施された最初の機体となったA320がローマに到着したことを発表しました。

 記念すべき最初の機体は、A320型機のEI-DTEとなり、チェコのオストラヴァ空港で塗装を終えてローマ・フィミチーノ空港に戻りました。


Photo : ITA

 同社は、事実上アリタリア航空の後継エアラインとなりますが、アリタリア航空の資産を取得した別会社となり、間もなく運航を引き継いだことから、これまでアリタリア航空の塗装のまま運航を行っていました。

 ITAの塗装は、青を基調とし尾翼には国旗の色を採用したデザインを導入しています。なお青を採用した理由については、新しい時代の幕開けを意味すると同時に、「国の誇り」でもあるイタリアのスポーツの代表チームのユニフォームでも採用されている色で、チームが「Azurri(青)」と呼ばれていることなどから採用に至ったとしており、初号機には、イタリアサッカー界の英雄のパオロ・ロッシ氏の名前が名付けられています。

 なお同機による初便は、2021年12月24日のローマ発ミラノ行きのAZ2044に投入される予定です。

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