フィリピン政府は、2022年2月10日より日本を含めた外国人観光客の受け入れを再開すると発表しました。
当初の計画では2021年12月からの再開を予定していたものの、オミクロン株の出現により延期となっていましたが、特段の脅威は無いとの認識から計画を実行し、経済の回復を急ぎます。
今回発表されたのは、日本を含む従来からフィリピンへの入国ビザを必要としない150カ国以上からの入国者を対象とし、ワクチン接種と出発の48時間以内に発行された陰性証明書の提出を条件に、フィリピン入国時の隔離が不要となります。なお自国民に関しては2月1日から先行して適用となります。
今回の措置において同国のBerna Romulo-Puyat 観光長官は『主に観光に依存するコミュニティでの雇用回復や、ビジネスの再開に大きく貢献することになるだろう』と述べています。
東南アジアにおいては、2月からタイが同様の措置を実施する予定のほか、シンガポール・マレーシアも規制を緩和しており、今後各国が足並みを揃える可能性があり、証明書の準備などの手間はあるものの、従来に近い旅行が可能になりつつあります。Photo : Airbus
