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デルタ航空、B737MAX10を最大130機導入する契約をボーイングと締結

 デルタ航空は、現在開催中のファンボロー航空ショーにおいて、B737MAX10を最大130機導入する契約をボーイングと締結したことを発表しました。

 契約内容は、LEAP-1Bエンジン搭載のB737MAX10を確定100機と30機のオプションで導入するものとなり、ナローボディ機の更新、およびA321neoを補完する目的での導入となります。

 また今回の発注により、デルタ航空のB737型機は300機以上に拡大し、A320型機に次いで2番目の規模となる航空機ファミリーとなる予定です。なお現在同機はFAAの最終認証待ちとなっており2023年に認証される予定ですが、万が一遅延した場合は、必要に応じてMAXファミリーの他の機種に移行することができるなど、十分なプロテクションが契約には盛り込まれています。 

 今回の契約締結に伴いデルタ航空のCEOは『B737-10型機は、より高い顧客体験、燃費の改善、クラス最高の性能により、デルタ航空のより持続可能な未来を形作る上で、重要な追加機材となります。これらの新型航空機は優れた運航性能とネットワークの柔軟性を提供し、今回の合意は当社の資本投入に対する慎重なアプローチを反映したものです。』と述べています。Photo : DELTA

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