タイ国際航空は、1機のA340-500型機と4機のA340-600型機の売却に成功したことがわかりました。
同社は、かつて10機のA340シリーズを運用し、2012年に4機のA340-500を退役させ、2015年に6機のA340-600退役させました。そして前者のうち1機、タイ空軍に引き渡され残る9機が売却目的で保管が続いていました。
今回この9機のうち1機のA340-500型機と4機のA340-600型機の売却契約を結んだことを同社のCherdphan Chotikhun チーフテクニカルオフィサーが明らかにしており、約960万ドル(約14億円)の規模の取引であることがわかっています。ただ最終的に取引には、政府の承認が必要となり現在の承認を待っている状態となります。
なお売却先は明らかにされていませんが、近い将来明らかになることから、どの企業が10年も眠っていた機材を購入したのか注目が集まります。Photo : Thai Airways