エアバスとカタールは、A350型機の塗装劣化問題において和解したことを明らかにしました。
この問題は、カタール航空が保有するA350型機において塗装の下地が早期劣化し、カタール航空側は耐空性の安全が保証できないとの立場で、エアバス側は耐空性に問題はないとしてオーダー済みのA350型機の受領を拒否し対立していた問題となります。
これまで双方が損害賠償請求するなどし、裁判が泥沼化することも予想されていましたが、今回和解に至ったことが明らかにされており、政界が動いたとの情報もあります。
なおこの合意は、両当事者共に責任を認めるものでないとし、今後はパートナーとして前進し協力することになるとし、現在修理プロジェクトが進行中であり、両社はこれらの航空機が安全に飛行を再開することを楽しみにしているとコメントしています。Photo : Airbus
【続報】カタール航空、エアバスとの和解により契約破棄されたA321neoを導入しA350の納入も再開へ A380やB737MAXの導入にも影響か
エアバスはカタール航空と決別を希望 A321neoの受領を求めるカタール航空に対して『B737MAXはA321neoの同等かそれ以上の航続距離がありますよ』