FSC 機材 航空ニュース

エアインディアとエアバス、計250機の導入で合意したことを正式発表 今後インドでの航空機生産も視野 A350は40機

 エアインディアとエアバスは、計250機の導入で正式合意したことを正式発表しました。

 既報の通りエアインディアは、今後の機材更新と事業規模の拡大を見据えて、近く歴史的な規模となる航空機の発注をエアバスとボーイングの両社に行う見込みとなっていましたが、まずはエアバスとの契約が発表されました。

 この発表は、2023年2月13日から17日までベンガルールで開催されている航空ショー「Aero India 2023」の中で行われ、タタグループ社長、モディ首相、マクロン大統領、エアバスCEOがオンライン上で同席した上で発表されました。

 今回発表されたのは、A320neoファミリーを210機とA350型機を40機確定発注するものとなり、機材の受領開始時期等は改めて発表される予定となります。また、これらの発注に伴いインドのエアラインからの発注が大幅に増加することから、今後インドでの航空機生産も検討されていることも明らかにされました。

 近日中にはボーイングとの契約の詳細が明らかになる見込みとなっており、詳細が注目されます。

エアインディア、エアバスとボーイングと新機材導入で既に合意 計500機超の13兆円の契約を来週にも正式発表へ

エアインディアがビスタラを吸収合併 羽田空港のスロットはエアインディアが使用へ

エアバス、緊急時パイロット支援技術の自動ダイバート『ドラゴンフライ』のテストをA350-1000型機で開始