中部国際空港(セントレア) 航空ニュース

国交省、中部国際空港/セントレアの第2滑走路建設の事業化へ向けた審議を2023年8月1日に実施

 国土交通省は、中部国際空港/セントレアの第2滑走路建設の事業化へ向けた交通政策審議会航空分科会事業評価小委員会を開催し、同空港滑走路増設事業における新規事業採択時評価の審議を2023年8月1日に実施すると発表しました。

 同空港は、諸課題を克服するために滑走路増設が必要との認識を示しており、既に第2滑走路建設に向けた環境アセスメント(環境影響評価)の手続きを開始しています。

 現在IATAが指定するレベル2以上の日本の混雑空港は、羽田空港・成田空港・関西空港・福岡空港・新千歳空港・中部国際空港となっていますが、これらの空港で滑走路が1本だけなのは福岡空港と中部国際空港となり、既に福岡空港は増設が決定していることから、今後中部国際空港も建設が決まると日本の全レベル2以上の空港が滑走路を2本以上有することになります。

 なお中部国際空港は、仮に事業化が決定した場合、2025年度を目標時期に設定し2027年に供用開始する方針とし、 今後はターミナルのリニューアルも計画しています。Photo : 中部国際空港

中部国際空港、第2滑走路の工事着手は2025年度を目標時期に設定し2027年に供用開始へ 今後はターミナルのリニューアルも計画

中部国際空港、第2滑走路の建設に向けて環境アセスメントの手続きを開始

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